前回、愛犬をがんで見送ってから、ドッグフード選びに対する考え方が変わった話を書きました。

あれから、いろいろなドッグフードの原材料表を眺めるのが、ちょっとした習慣になっています。
今回、「モグワンについてもっと知りたい」という声をいただいたので書くことにしたのですが、正直に言うと、口コミサイトのようにたくさんのレビューを集めて紹介する記事は、私よりもずっと詳しい専門サイトがすでにたくさんあります。
なので今回は、そういう網羅的な紹介ではなく、
「愛犬をがんで見送った私が、今フードを選ぶとしたら、原材料表のどこを、どんな順番で見るか」
という、かなり個人的な視点にしぼって書いてみようと思います。
正解を教える記事ではありません。
一つの「見方」として、読んでもらえたら嬉しいです😄
なぜ「口コミの数」より「見る場所」にこだわるようになったのか

愛犬が元気だった頃の私は、正直、原材料表をほとんど見ていませんでした。
「食べてくれればいい」
「レビューの評価が高ければ安心」
くらいの感覚でした。
でも、愛犬を見送ったあとに思ったのは、口コミの評価が高いか低いかよりも、
「自分がどこを見て、どう判断したか」を持っていなかったこと
の方が、実はずっと心残りだったということです。
獣医さんに「がんになった原因は一つに特定できるものではない」と言われたとき、正直、少しほっとした自分がいました。
でも同時に、「じゃあ自分は、何を基準にフードを選んでいたんだろう」と聞かれたら、答えられない自分にも気づきました。
口コミは、他の犬と自分の犬が同じ体質・同じ好みである保証がありません。
でも、原材料表の「見方」は、どのフードにも同じ基準で当てはめられます。
だから今は、口コミの数よりも、自分なりの見る場所を持つことの方が大事だと思うようになりました。
私が原材料表でまず見る4つの場所

これは獣医学の専門家としての基準ではなく、あくまで愛犬を見送った一人の飼い主として、調べながらたどり着いた「見る順番」です。
1. 主原料が「肉類」なのか「チキン生肉」なのか
一番最初に見るのはここです。
「肉類」「動物性油脂」とだけ書かれているものは、具体的に何の肉かがわかりません。
一方で「チキン生肉」「乾燥チキン」のように具体的に書かれているものは、それだけで情報の透明性が違うと感じています。
以前の私は、この違いに気づいてすらいませんでした。
袋の裏を見て「なんとなく肉が入っていそう」で終わっていたのです。
今は、この一行が具体的に書かれているかどうかだけで、そのメーカーがどこまで情報開示に前向きかが分かる気がしています。
2. 動物性タンパク源が全体のどれくらいを占めるか
犬はもともと動物性タンパク質を中心に消化する体のつくりだと言われています。
だからこそ、穀物のかさ増しでタンパク質量を稼いでいないか、動物性タンパク源の割合がどれくらい明記されているかを見るようにしています。
割合が数値として明記されているかどうかも、実は重要なポイントです。
「動物性タンパク質豊富」という言葉だけで、具体的な数字が書かれていないフードも少なくありません。
数字を出せるということは、それだけ配合設計に自信を持っているということだと、私は解釈しています。
3. 「グレインフリーだから良い」で終わらせず、理由を見る
グレインフリーという言葉だけを見て安心するのではなく、なぜ穀物を使わない設計にしているのか(アレルギー配慮なのか、消化のしやすさなのか)という説明があるかどうかも見ます。
理由の説明がないグレインフリー表記は、正直、あまり信用しすぎないようにしています。
流行り言葉だけを袋に大きく印刷して、中身の説明がほとんどないフードにも、調べていく中でいくつか出会いました。
言葉の裏にある「なぜ」まで書いてあるかどうかで、メーカーの本気度が見えてくると感じています。
4. 原産国・製造工場の情報がどこまで公開されているか
原材料の産地、製造工場の所在地、品質管理の体制まで公開しているメーカーかどうか。
ここまで見せられるということは、それだけ管理に自信があるということだと思っています。
逆に言えば、ここが曖昧なまま「安心・安全」とだけ書かれているフードには、以前よりも慎重になるようになりました。
その視点からモグワンの原材料表を見てみた

先程挙げたこの4つの基準で、実際にモグワンの原材料表を見てみました。
・ 主原料は「チキン生肉」「乾燥チキン」「生サーモン」「乾燥サーモン」と具体的に表記されている
・ 動物性タンパク源は50%以上という数値が明記されている
・ 穀物を使わないグレインフリー設計で、消化への配慮という説明がある
・ イギリスの専門工場での製造で、原材料の選定から粒の硬さの調整まで管理しているとされている
私が見る4つのポイントに対して、それぞれ「具体的な説明がある」という点は、正直、好印象でした。
「肉類」ではなく「チキン生肉」と書かれている時点で、以前の私なら気づかなかったであろう違いに、今の自分なら気づけるようになったのだと感じました。
価格について、正直に思うこと

ここまで良い面ばかり書いてきましたが、価格について触れないのはフェアではないと思うので書いておきます。
モグワンは、いわゆる「激安」のフードと比べると、決して安くはありません。
正直、以前の私なら「ちょっと高いな」で候補から外していたと思います。
でも今は、値段だけで判断していた頃の自分を振り返って、こう思うようになりました。
「毎日、何年も食べ続けるものだからこそ、その差額分に何が含まれているのかを見てから判断したい」
安いフードが悪いという話ではありません。
ただ、価格を比べるときに「金額の差」だけでなく「原材料表の差」も一緒に見るようにする。
それだけで、同じ値段の高さでも納得感がかなり変わると感じています。
それでも正直に書いておきたいこと

ここまでモグワンの良い面を書いてきましたが、一つだけ、あえて正直に書いておきます。
原材料表やメーカーの説明だけでは、実際にうちの子の体質に合うかどうかまではわかりません。
これはモグワンに限った話ではなく、どんなフードにも言えることです。
「原材料表がしっかりしている=うちの子に合う」ではない、という前提は、忘れないようにしたいと思っています。
だからこそ、いきなり大容量を買うのではなく、少量から試して、便の様子や食いつきを見ながら判断する、というステップは欠かせないと考えています。
もし私が今からモグワンを試すなら、こう進めます

最後に、実際に試す場合の進め方も書いておきます。
1. まずは少量から様子を見る
いきなり定期コースで大容量を頼むのではなく、最初は少量で反応を確認します。
2. 今のフードに少しずつ混ぜていく
1〜2週間かけて割合を増やしていくと、お腹への負担も少なく、食べ慣れていない匂いへの警戒心も薄れやすくなります。
3. 食いつきだけでなく、便の様子も数日単位で見る
食べるかどうかだけでなく、体調のサインも一緒に見ることで、合う・合わないの判断がしやすくなります。
原材料表への納得は「選ぶ理由」にはなりますが、「合う保証」にはなりません。
だからこそ、この2つをセットで考えることが、後悔しない選び方につながると思っています。
この基準は「絶対の正解」ではありません
今回紹介した4つの見る場所は、あくまで私が愛犬を見送った経験から、自分なりにたどり着いたものです。
専門家によって重視するポイントは違うでしょうし、犬によって合う・合わないも変わります。
それでも、「なんとなく評判が良さそうだから」で選ぶのではなく、自分なりの見る場所を一つでも持っておくことは、後悔を減らす一つの方法になるのではないかと思っています。
まとめ
今回は、口コミの多さや評価の高さではなく、
「原材料表のどこを、どんな順番で見るか」
という、私自身の基準を紹介しました。
この基準がすべての人に当てはまるとは思いません。
でも、フード選びで迷ったときに、
「とりあえず口コミの星の数を見る」
のではなく、
「自分の目で原材料表を確認してみる」
という一歩を踏み出すきっかけになったら嬉しいです。
もし今回の視点が参考になったなら、一度モグワンの公式サイトで、実際の原材料表を自分の目で確認してみてください。
私が見ている4つの場所を、実際に照らし合わせながら見ていただくと、また違った見え方があるかもしれませんよ😄

