セブンイレブンの冷凍コーナーで見かける「手羽元辛味チキン」。
SNSや口コミサイトを見ていると、「サイゼリヤの辛味チキンに似ている」「あの味を思い出した」という声をよく見かけて、気になっている方も多いのではないでしょうか。
私自身、住んでいる鹿児島にはサイゼリヤがないため、普段なかなか行く機会がありません。
ただ、旅先の福岡でサイゼリヤの辛味チキンを食べたことがあり、あの独特のスパイス感と、つい手が伸びてしまう食べやすさは今でも印象に残っています。
今回、「そんなに似ているなら気になる…」と思い、実際にセブンイレブンの「手羽元辛味チキン」を購入して食べてみました。
「本当に似ているの?」「どこが違うの?」という点を、正直な感想で確かめてみたいと思います。

セブンイレブンの手羽元辛味チキンとは?基本情報を整理

まずは、セブンイレブンの「手羽元辛味チキン」がどんな商品なのか、公式情報をもとに簡単に整理しておきますね。
こちらは冷凍食品として販売されていて、電子レンジで温めるだけで食べられるのが大きな特徴です。
すでに調理済みなので、忙しい日のごはんや、「ちょっと何か欲しいな」というときにも使いやすそうだなと感じました。
この商品のいちばんのポイントは、使われている部位が「手羽元」であることです。
手羽元は、骨のまわりにしっかりとお肉がついていて、パサつきにくく、噛むほどに旨みを感じやすい部位ですよね。
公式表記でも「手羽元」とはっきり書かれていて、この点はサイゼリヤの辛味チキン(手羽先)とは大きく違うところです。
味付けは、唐辛子や香辛料を使ったスパイシーな仕上がりですが、いわゆる「激辛」という感じではありません。
パッケージにも「辛味」という表現はあるものの、強い注意書きなどはなく、幅広い年代で食べやすい味付けを意識して作られている印象を受けました。
冷凍食品ですが価格は比較的手に取りやすく(税込321円)、3本入っているので、家族で分けやすいのも嬉しいところです。
おかずにもなりますし、お酒のおつまみにも使える、この“使い勝手のよさ”が魅力だなと感じました。
サイゼリヤの辛味チキンと本当に似ている?味と食感を比較

↑チンしただけでこの仕上がり。
冷食なのでさすがにサイゼリアのようにカラッとはしていませんが、その後トースターで焼いたらカリカリになりそう。
「サイゼリヤの辛味チキンに似ている」と言われる理由を考えるなら、やはり味や食感の比較は外せません。
サイゼリヤの辛味チキンは手羽先を使っていて、表面がカリッと揚がっているのが特徴ですよね。
スパイスはしっかり効いていますが、辛すぎることはなく、「気づいたら何本も食べていた」という軽さがあります。
一方で、セブンイレブンの手羽元辛味チキンを実際に食べてみて、まず感じたのは「辛さの方向性がよく似ているな」という点でした。
唐辛子の刺激が強く主張するというより、香辛料の風味がじんわり広がる感じで、確かにサイゼリヤを思い出します。
子どもから高齢の方まで食べられそうな辛さ、という点も共通しているように感じました。
ただ、食感についてははっきりと違いがあります。
セブンイレブンの手羽元辛味チキンはレンジ調理ということもあり、表面がカリッとするタイプではありません。
その代わり、お肉はしっとりしていて、骨から身がほろっと外れやすく、これは手羽元ならではの良さだなと思いました。
また、食べているとスパイスが手につきやすく、気づくと指が香辛料で少し汚れていました。
でも、この「指が汚れる感じ」が、どこか本格的なチキンを食べている満足感につながっている気もしました😀
つまり、「まったく同じ味」というわけではありませんが、スパイス感や食べやすさの方向性が似ているからこそ、「サイゼリヤっぽい」と感じる人が多いのも納得だなと思います。

↑こんな感じで冷凍されています。見た時「結構しっかりめの大きさだな~」って感じました。
なお、私は撮影のために全部開けていますが、本当は隅を三角に開けてチンするだけととても手軽です^^
まとめ買いになるので少しお高いですが、これが冷凍庫にあると思うと嬉しくなりそうですよね。

口コミから見える評価と、実際に食べて感じた正直な感想

ネット上の口コミを見てみると、
👉️ サイゼリヤの辛味チキンを思い出した
👉️ 家であの雰囲気が味わえるって最高!
といった声が多く見られました。
その一方で、
👉️ カリカリ感は期待しないほうがいい
👉️ 別物として楽しむと満足できる
という、少し落ち着いた意見もあります。
実際に食べてみた私の感想は、かなりシンプルで、「とにかくおいしい」という一言に尽きます。
冷凍食品ということを考えると、味のバランスがよく、手軽さと満足感の両方がちゃんとある商品だなと感じました。
そして思ったよりも1つが大きいなとも。
レンジで温めるだけなので、忙しい日の夕食に一品足したいときにも使えますし、お酒を飲む日のちょっとしたおつまみにも合いそうです。
特に印象に残ったのは、やはり辛さが控えめなところでした。
辛いものがあまり得意ではない方でも、「これなら大丈夫」と感じやすく、家族で一緒に食べやすい味付けだと思います。
実際に小学生の甥っ子も、高齢な父も、どちらも美味しい美味しいと食べていました。
「辛くない?」と聞きましたがどちらも「辛くない!これなら食べられる、おいしい」と絶賛していたくらいでした^^
その分、激辛を求めている方には少し物足りなく感じる可能性はありそうです。
「サイゼリヤの完全な代わりになる?」と聞かれたら、そこは正直に「別物」と答えたいところです。
ただ、「サイゼリヤの辛味チキンが好きな人が、気軽に試してみる価値は十分ある商品」だという点は、間違いないと感じました。
まとめ
セブンイレブンの手羽元辛味チキンは、サイゼリヤの辛味チキンとまったく同じではありませんが、スパイスの方向性や食べやすさに共通点があり、「似ている」と感じる人が多いのも納得できる商品でした。
手羽元ならではのしっとりした食感、レンジ調理の手軽さ、そして辛すぎない味付けは、普段使いしやすいポイントだと思います。
サイゼリヤが近くにない地域に住んでいる方や、なかなか外食に行けないときでも、あの雰囲気を少し思い出せる一品になりそうです。
「本当に似ているのかな?」と気になっている方は、ぜひ一度試してみて、自分なりの感想を持ってみてくださいね。
冷凍庫にストックしておくと、「今日はこれでいいかも」と思える場面が、意外と多いかもしれませんよ😀

