Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)は、Amazonがやっている電子書籍の読み放題サービス。
毎月980円(税込)で小説から雑誌、コミックまでいろんなジャンルの本が楽しめます。
しかも初めてなら30日間は無料で試せるんです。
最近、年齢とともに活字が小さく感じたり、本を買いに行くのが少しおっくうになったりしませんか?
もしかすると、あなたの親や身近な高齢の方も同じように感じているかもしれません。
そんなとき、自宅で文字の大きさを自由に変えられる電子書籍はとても心強い味方。
今回は、高齢の家族が実際にKindle Unlimitedを使ってみた感想をもとに、「よかった点」や「ちょっと困ったこと」、そしてお得な利用方法まで、わかりやすくご紹介します。
Kindle Unlimitedの仕組みと高齢者に嬉しい特徴

写真はイメージです。
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)はAmazonが提供する定額制の電子書籍サブスクリプションサービスで、月額980円(税込)で、現在約200万~500万冊の読み放題対象の本が利用可能です。
専用端末がなくても、スマホ・タブレット・PC・Fireタブレットなど、多くのデバイスで読書が可能。
特に高齢者の方には、文字サイズや画面の明るさを自由に調節できる点が大きなメリットです。
老眼で小さな活字が読みづらくなった方でも、自分に合った読みやすさで楽しめます。
また、最大で同時に20冊をダウンロードでき、読み終わったものを返却すれば新たに追加可能という図書館のような感覚もあります。
自宅に書籍をため込まずにすむのも、シニア世代にとってありがたいポイントです。
読みたい本がすべて対象ではないこともありますが、多ジャンルの本を気軽に試せる点は魅力です。
キンドルアンリミテッドを高齢の父に試してみた理由

私の父は80代前半。
ここ10年ほどは、文字の大きな「大活字本」を図書館で借りて読んでいました。
年間にするとおよそ250冊。
まさに“本の虫”という表現がぴったりな読書量です。
借りた本は「人様の本」という意識で大事に扱い、汚したり破ったりしないよう気をつけてきました。
これまで一度も注意を受けたことはありません。
そんな父に転機が訪れたのは、いつものように図書館を利用していたある日のこと。
返却時に図書館のスタッフから「コーヒーをこぼした跡がある」「折り目がついている(ドッグイヤーがある)」と言われたのです。
父は読書中に飲み物を置かない習慣があり、コーヒー自体も飲みません。
家族もそんな場面を見たことはなく、もし本当にコーヒーをこぼすようなことがあれば、何らかの声をあげるはずです。
折り目についても、父は本を折ることはしません。
ただ、読みかけの本を裏返して置くことはありました。
父は否定しましたが、図書館側は「スタッフは毎回確認しているのでミスは考えられない」との一点張り。
最後には「まあ今回はいいですよ」と言いつつ、「次回からは本の代金を補償してもらいます」と念を押されました。
高齢ゆえ、家族としては父を完全に信じきれない気持ちも正直あります。
それでも、何十年も本を大事にしてきた私達にとって、この出来事は大きなショックでした。
借り物を傷つけたと疑われたこと、そしてこれからも疑われるかもしれないことが、心に引っかかったのです。
結果、父と私達は図書館に行く気持ちを失ってしまいました。
とはいえ、日々の楽しみは読書しかない。
暇を持て余し、「本は読みたい」と言います。
けれど本を買い続けるのは経済的に難しく、市販の本は字が小さすぎて読めません。
そんなときに思いついたのが、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」です。
文字サイズを自由に変えられる電子書籍なら、目に優しく、借り物トラブルの心配もありません。
こうして、父の新しい読書生活のために、キンドルアンリミテッドを試してみることにしました。
高齢者が使ってみて感じたメリットと注意点

高齢の父にKindle Unlimitedを勧めてはみたものの、本当に使いこなせるのか正直不安でした。
スマホではよくYoutubeを見てはいましたが、LINEもうまく使えない、写真を撮るのが主って感じで、お世辞にもうまく使いこなせているとは言えず、電子書籍という仕組み自体も未知の世界です。
そこで、いきなり本契約するのではなく、まずは30日間の無料トライアルから試してみることにしました。
頑固でこだわりも強いので、デジタルで本を読むというのにも難色を示しそう・・・と思って心配していましたが、実際に使ってみると思っていた以上にスムーズに読書を楽しめることがわかったようで読書を楽しんでいるようでした。
最初こそ画面の操作に戸惑いもありましたが、文字サイズを大きくできる点や、明るさを調整できる点が父の目にも優しく、読み始めると自然と集中できるようになったのです。
まあそんな設定は高齢の父にはできないので全部私が設定してから渡しましたが、一度設定してしまえばあとは特に心配すること無く、拍子抜けするほど普通に使いこなせていましたよ😁
高齢者にKindle Unlimitedを使ってわかったメリットと注意点
高齢の父にKindle Unlimitedを試してみて、本当に使えるのか最初は不安でした。
でも30日間の無料トライアルから始めたところ、意外とスムーズに読書ができ、気づけば毎日楽しむように。
ここでは、実際に使って感じた「高齢者にうれしいポイント」と「ちょっと気をつけたい点」をまとめます。
📚 Kindle Unlimitedのメリット(良かった点)
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🏠 どこでも読書ができる
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図書館や本屋に行かなくても、自宅で好きな時間に好きな本を選んで読めます。
外出が難しいときでもストレスなく読書時間を楽しめます。
🌸 💬 私の一言感想 🌸
うちは2週間に一度は、少し離れた図書館まで車で通っていました。
でもKindle Unlimitedを使い始めてからは、その必要がなくなり、その分のガソリン代や駐車場代が浮くようになりました。
移動の手間や天気を気にする必要もなく、自宅で好きなときに読みたい本を探せるのは本当に快適だと感じています。
特に高齢の父にとっては、暑い日や寒い日に外出しなくても読書が楽しめることが、大きな安心につながっているようです。
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🔍 文字サイズ・明るさを自由に調整できる
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老眼でも自分に合った大きさに設定できるのは大きな安心ポイント。
端末によっては画面の明るさまで変えられるため、目の負担を減らしながら長時間読めます。
🌸 💬 私の一言感想 🌸
市販の本は文字が非常に小さく、高齢になると目が見えにくくなり、本を読むのが本当に大変です。
しかし、Kindle Unlimitedなら文字の大きさを自由に調節できるので、とても見やすくなったと父も大変喜んでいました。
タブレットでは重すぎたということで、普段から使っている6.7インチのスマホで読んでいます。
文字は3行ほど表示される大きさに設定しているためページめくりは多くなりますが、大きな文字で無理なく読めるのが何より嬉しいようです。
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📦 収納スペースいらず
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紙の本のように本棚を圧迫しません。
部屋をすっきり保ちつつ、多ジャンルの本を気軽に試せます。
🌸 💬 私の一言感想 🌸
図書館の大活字本はサイズが大きく、一度にたくさん借りるので大きめのバッグを2つも使っていました。
しかし、Kindle Unlimitedを利用するようになってからは、そうしたバッグやスペースがもう必要なくなりました。
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📚 読める本がたくさん
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Kindle Unlimitedでは現在約200万~500万冊の読み放題対象の本が利用可能だというので、沢山の本が読めます。
電子書籍化されていない作家さんの本もあるので全部の作家さんの本が読める訳ではありませんが、これだけの数がありその数は増えているので読書の幅が広がり、好みや気分に合わせていろいろなジャンルやタイトルを気軽に楽しめるのが大きな魅力です。
特に高齢の方にとっては、家にいながら多彩な本にアクセスできるのはありがたいポイントでしょう。
また、新しい作家さんや話題の本にも出会いやすく、読書の楽しみがさらに広がります。
🌸 💬 私の一言感想 🌸
高齢の父でも読みやすいジャンルの本が豊富に揃っているのが嬉しいポイントです。
雑誌も気軽に読めますし、普段はあまり手に取らないジャンルの本や、大活字版でない通常の本も読めるのが新鮮で良いと感じています。
父が大好きな「歴史小説」系の本も豊富なので、ご高齢の方でも楽しめるのでは?と思っています。
父は最近では「歴史小説」系だけではなく、色々なジャンルの本を読み始めています^^
>> Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)への無料登録はこちら
⚠️ Kindle Unlimitedのデメリット(注意点)⚠️
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📕 読みたい本が対象外のこともある
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Kindle Unlimited対象外の作品も多く、特に新刊や人気作は対象外の場合があります。
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🖼 画像メインの本は画面が小さいと読みにくい
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雑誌や図鑑などは、スマホでは文字や写真が見づらいことがあり、大きめのタブレットやPCがおすすめです。
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🔄 同時に読めるのは20冊まで
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読み終わったら返却して入れ替える必要があります。
たくさんダウンロードしたままだと新しい本が追加できません。
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🔍 検索やライブラリの表示がわかりづらい
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「どれが読み放題か」一目でわかりにくく、慣れるまで少し時間がかかります。
🌸 💬 私の一言感想 🌸
Kindle Unlimitedは便利なサービスですが、検索機能が少し使いにくいと感じています。特に高齢者にとっては、操作が難しく感じることが多いようです。
実際に父も自分で検索するのは難しいため、本の選択は父の希望を聞きながら、私がすべて代わりに行っています。
また、Kindle Unlimited対象の本と、有料のKindle本が混在しているため、電子書籍に慣れていない方は混乱しやすいのも課題です。
そのため、高齢者が使う場合は「操作に慣れた家族やサポート役」がそばについてあげることが大切だと感じています。
高齢の父が実際に使ってみた感想

高齢の父がKindle Unlimitedを使い始めてからの実際の感想をご紹介します。
まず、文字の大きさを自分に合わせて調整できるので、たくさん読めるようになってとても喜んでいます。
スマホに本がダウンロードできるので、外出先でも気軽に読書できるのが便利だそうです。
また、本を汚したり破ったりしないか気にしなくていいのも、安心できるポイントだと言っていました。
今までは大活字本でしか読めなかったジャンルも、気になった本ならどんなジャンルでも読めるのがうれしいみたいです。
特に好きな歴史小説がたくさんあるのも嬉しいようです。
気に入らなければすぐ返せるので、本選びが気楽に楽しめるようになったとも話しています。
読書の時間が増えて、毎日の楽しみになっているようです。
ただ、タブレット(iPadmini)はいつも持っているには少し重たく感じるようで、普段は6.7インチのスマホで読んでいます。
最初はデジタルで読むのに抵抗があったものの、続けるうちに慣れて、今ではむしろデジタルのほうが読みやすいと言っています。
ここまでお話ししたのは、父が実際にKindle Unlimitedを使って感じたことを私がまとめたものです。
文字の大きさ調整やいつでもどこでも読める手軽さ、本を汚す心配がない安心感など、高齢者に嬉しいポイントがたくさんあると感じています。
デジタルならではの便利さに最初は戸惑いもありましたが、今では快適に使えているようです。
「デジタルだと読んだ気がしない!」とか言いそうだなぁとちょっと心配もしていたのですが、思いのほかすんなり受け入れて、今ではスマホで読むことがすっかり日課になっています。
画面の文字サイズを調整できることで読みやすさが格段にアップし、以前よりも長く集中して読めるようになったのが大きいようです。
やっぱり慣れてみると高齢者でもデジタル読書の便利さや手軽さはなかなか手放せないみたいですね。
Kindle Unlimitedの無料体験・キャンペーン

Kindle Unlimitedを利用するなら、やっぱり少しでもお得に始めたいですよね。
無料体験やキャンペーンを上手に活用すれば、気軽にサービスを試せて、損なく楽しむことができます。
ここでは、無料体験の登録方法や解約手順、現在利用できるキャンペーンについてわかりやすくご紹介します。
Kindle Unlimitedは無料体験できる
Kindle Unlimitedは初回登録に限り30日間の無料体験があり、この期間内に解約すれば費用は発生しません。
無料期間中に忘れずに解約すれば、一切料金はかからず、また解約手続きも簡単で、引き止められることもないので安心して利用できます。
加えて、過去には新規加入者向けに最大3カ月無料などのキャンペーンがありました(今年は2025年6月17日~7月14日に実施)。
父の時は3ヶ月無料でお試しができましたよ。(そしてそのまま続行中!)
色々なキャンペーンがあるので、タイミングによってはさらにお得に利用できることもあります。
公式サイトやAmazonのセール情報をこまめにチェックすると、特別な割引や延長サービスが見つかるかもしれません。
ぜひ上手に活用して、快適な読書ライフを楽しんでくださいね。
>> Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)への無料登録はこちら
Kindle Unlimitedの解約の仕方
Kindle Unlimitedは気軽に始められる読み放題サービスですが、もし「もう利用しないな」と思った時には、簡単に解約できます。
でも操作が難しいのでは?とか簡単にはやめさせてもらえないのでは?とか心配ですよね。
特に高齢の方や初めて電子書籍サービスを使う方にもわかりやすいように、具体的な手順をご紹介します。
1. Amazonのアカウントにログインする
まずはパソコンやスマホからAmazonの公式サイトにアクセスし、Kindle Unlimitedを登録したアカウントでログインしてください。
2. 「Kindle Unlimited会員登録の管理」ページへ移動
ログイン後、メニューから「アカウントサービス」→「コンテンツと端末の管理」→「Kindle Unlimited会員登録の管理」を選びます。
3. 「Kindle Unlimited会員登録をキャンセル」をクリック
登録情報の画面にある「Kindle Unlimited会員登録をキャンセル」ボタンをクリックします。
4. 解約手続きを完了させる
画面の指示に従い、解約手続きを進めてください。
キャンセルが完了すると確認メールが届きます。
キャンセル手続きをしたつもりでも、実は完了していないこともあります。
必ず解約完了の確認メールをしっかりチェックしてくださいね。
まとめ
Kindle Unlimitedは、自宅でも気軽に文字サイズを調節しながら読書を楽しめる、高齢者に優しい電子書籍サービスです。
Kindle Unlimitedは幅広いジャンルの本が楽しめるので、いろいろな世代の方におすすめですが、実際に使ってみて、その便利さや文字サイズを自由に調整できる点から、特に高齢者の方にこそぜひおすすめしたいと感じました。
30日間の無料体験で自分に合うかをじっくり試せるうえ、キャンペーンがあればさらにお得に始められます。
市販の本は字が小さくて…という方にとって、「自宅の好きな場所で、自分のペースで読書ができる安心感」は、何にも代えがたい魅力です。
まずは無料体験から、文字サイズや操作感を確認してみてください。
もし「読む本が見つからないかな…」と思ったら、ジャンルを変えてみたり、家族と一緒に探してみるのもおすすめです。
実際に使ってみることで、新しい読書の楽しみが見つかるかもしれません。