【角質ケア】かかとを削るのはNG?皮膚科的に正しいお手入れ方法をまとめてみました

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かかとのガサガサ、気になりますよね。

特に乾燥の季節になると、ストッキングが引っかかったり、白く粉を吹いたり…。

つい「角質削り」でスッキリさせたくなる人も多いと思います。

でも最近、「かかとは削っちゃダメ」という話もよく聞きます。

実際のところ、どうしてダメなのか? 皮膚科の見解や医薬品情報をもとに情報をまとめて調べてみました。

⚠この記事は、角質ケアに関して「削らない方が良い」と言われる一方で、削る商品が多く販売されていることに疑問を感じ、皮膚科医の見解を参考にしながらまとめた内容です。

あくまでも素人のまとめであり、個別の診断や治療の代わりにはなりません。

ケア方法についてはご自身の体調や肌の状態に合わせて判断してください。

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どうして角質を削っちゃだめなの?


写真はイメージです。

角質を削ると、かえって硬くなる?

角質は、皮膚を守るための大切なバリアです。

そのため、強く削ると「皮膚が傷ついた」と身体が判断し、再び角質を厚くして守ろうとします。

つまり、削れば削るほど硬くなる「悪循環」が起きることがあるのです。

日本皮膚科学会や皮膚科専門医も、かかとの過度な角質除去は「炎症や亀裂の原因になる」として注意を呼びかけています。

また、削りすぎた部分から雑菌が入ると、感染や臭いの原因にもなるそうですよ。

「削らずに柔らかくする」ケアが主流に

近年は、削るよりも「保湿と軟化」で角質を整えるケアが主流になっています。

中でもよく使われているのが「尿素配合クリーム」。

尿素には、

👉️ 古い角質を柔らかくする作用(角質軟化作用)

👉️ 皮膚の水分を保持する保湿作用

の2つの働きがあります。

特に「ケラチナミンコーワ 20%」のように尿素濃度が20%の製品は、硬くなった角質に適した医薬部外品として長年支持されています。

ただし、皮膚が割れている・炎症がある場合は刺激を感じることがあるため、そうしたときは尿素なしの保湿クリーム(ワセリンなど)で落ち着かせてから使うのが安心です。

私も長年、「ケラチナミンコーワ20%」を使っていますが、たっぷりしっかり使うことで効果を感じています。

ただやはりかかとが割れている時には痛みを感じることがありますね。

どうしても削りたいときの注意点


写真はイメージです。

もちろん、厚く硬くなりすぎて歩くと痛いほどの場合は、ある程度の物理的ケアも必要です。

その場合は次の点に注意しましょう。

👉️ 入浴後など、角質が柔らかい状態で軽く削る

👉️ 電動リムーバーなど、削りすぎを防ぐタイプを選ぶ

👉️ 削ったあとは必ず保湿(削るだけでは乾燥が進みます)

👉️ 週1回以下にとどめる

あくまで目的は「硬くならないように保つ」ことであり、「削り落とす」ことではありません。

実際に続けてみて感じたこと


写真はイメージです。

私自身、以前は「削る派」でした。

けれど、毎回スベスベになるのは数日だけ。

気づけばまた硬くなり、「なんで?」と不思議に思っていました。

調べてみて、「削りすぎが原因で皮膚が守ろうとしていた」と知ったときは、ちょっとハッとしました。

今では、入浴後に尿素クリームを塗って、靴下を履いて寝るだけ。

数日で自然に柔らかくなり、あの「削らなきゃ」という焦りがなくなりました。

確かに尿素20%クリームは効果があるなと感じています。


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尿素20%が市販品の上限?なぜ20%なの?

ドラッグストアなどでよく尿素クリームが売られていますが、どれも尿素20%でそれ以上って売っていませんよね?

こんなに効果があるのだからもっと尿素を多く含んだ商品があってもいいのに!尿素って20%が市販品の上限なの?って思いませんか?

もっと尿素30%とか40%とかがあったらもっと効果ありそう、絶対買うのに、なん思っていました。

結論から言うと、市販品で尿素20%が最高濃度です。

その理由は、濃度が高くなるほど皮膚への刺激が強くなるためです。

5〜10%:保湿が中心、刺激はほとんどなし

20%:角質を柔らかくする効果が十分にあり、硬いかかと向け

30〜40%以上:角質を溶かすレベルの作用になり、刺激が強くなるため医師の処方が必要

つまり、市販品は安全性を考慮して20%が上限になっています。

それ以上の濃度は、医師の管理下でのみ使用することができます。

尿素の量が増えれば良いってわけではないのですね。

まとめ

今でも削る角質ケアの商品はたくさん売られていますが、最近のかかとの角質ケアは「削るより柔らかく保つことが大切」ということです。

角質は皮膚のバリアの役割を果たしているため、削りすぎてしまうと逆に硬くなったり、炎症や感染の原因になることがあります。

ですので、角質を落とすことにこだわるより、しっかり保湿して柔らかく整えることが安全で効果的です。

市販の尿素配合クリームは20%までが上限で、硬くなった角質にも十分な効果があります。

30%以上になると角質を溶かす力が強くなるため、医師の処方が必要で自己判断では使えません。

日々のケアでは、入浴後にクリームで保湿し、角質が気になるときだけ軽くケアする程度で十分です。

焦らず、角質を「落とす」より「整える」という感覚で続けることで、自然に柔らかく健康なかかとを保つことができます。

毎日のちょっとした工夫で、しっとりした足元をずっと維持できるようになりますよ。

【注意⚠】

なおこの記事は、角質ケアに関して「削らない方が良い」と言われる一方で、削る商品が多く販売されていることに疑問を感じ、皮膚科医の見解を参考にしながらまとめた内容です。

あくまでも素人のまとめであり、個別の診断や治療の代わりにはなりません。

ケア方法についてはご自身の体調や肌の状態に合わせて判断してくださいね。

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