「夏になったら、そうめん流し行かない?」
鹿児島で育った人なら、一度は聞いたことがある言葉ではないでしょうか。
暑くなってくると家族や友人とそうめん流しへ出かける。
これは鹿児島ではごく自然な夏の風景です。
ところが県外の人に話すと、
「そうめん流しって何?」
「流しそうめんじゃないの?」
と驚かれることがあります。
実は鹿児島のそうめん文化は、全国的に見ると少し特殊です。
今回は鹿児島県民にとって身近な「そうめん流し文化」について、地元目線で紹介していきます。
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県外出身の人はそうめん流しを知らない?!

先日、県外出身の知人と話していた時のことです。
何気なく
「そうめん流しでも行きたい季節だね」
と言ったところ、
「そうめん流しって何?」
と聞き返されました。
鹿児島県民には当たり前でも、実は全国的にはあまり知られていない文化なんですよね😀
今回はそんな鹿児島のそうめん流し文化について紹介したいと思います。
鹿児島の「そうめん流し」は流しそうめんではない?

まず県外の人が驚くのがここです。
一般的に「流しそうめん」と聞くと、
・ 竹を半分に割る
・ 上からそうめんを流す
・ 箸でキャッチする
というスタイルを思い浮かべる人が多いでしょう。
テレビでもよく見る光景です。
しかし鹿児島で「そうめん流し」と言えば少し違います。
円形のテーブル中央にある装置の中を冷たい水が循環し、その中をそうめんがクルクルと回り続けます。
鹿児島県民にとってはこちらが当たり前。
むしろ大人になるまで全国共通だと思っていた人も少なくありません。
私も子どもの頃は、
「そうめん流しって回るもの」
だと思っていました。
県外のテレビ番組で竹の流しそうめんを見た時は、
「そうめんって回らないの?」
と本気で思った記憶があります(笑)
なぜ鹿児島では回転式そうめん流しが広まったの?

実は鹿児島の回転式そうめん流しは、指宿市の唐船峡が発祥といわれています。
豊富な湧水を活用し、冷たい水の中をそうめんが流れる仕組みが考案されました。
真夏でも涼しく食べられることから人気を集め、やがて鹿児島県内へ広がっていったそうです。
今ではスーパーやホームセンターで家庭用そうめん流し機も普通に販売されており、鹿児島の夏の風物詩として定着しています。
鹿児島の夏といえば唐船峡
鹿児島のそうめん流しを語るうえで外せないのが、指宿市にある唐船峡です。
県外の人に「鹿児島の観光スポットは?」と聞かれると、
・ 桜島
・ 知覧
・ 霧島
・ 指宿
・ 砂むし温泉
と並んで名前が挙がることもあります。
唐船峡の魅力は何といっても自然の中で食べるそうめん。
豊富な湧水が流れ続けているため、真夏でも驚くほど涼しく感じます。
木々に囲まれた空間で食べるそうめんは格別です。
私も子どもの頃から何度も訪れましたが、
「そうめんを食べるために行く」
というより、
「夏を感じるために行く」
場所という印象があります。
でも最近は行っていなんですよね😢
唐船峡以外にもある!鹿児島県内のそうめん流しスポット

鹿児島県内には唐船峡以外にも人気のそうめん流しスポットがあります。
例えば、
・ 慈眼寺公園 そうめん流し
・ そうめん流し宮田石(南九州市)
・ 霧島水神鄉みたらしの滝
などが特に有名です😀
地元の人しか知らないような穴場も多く、ドライブがてら訪れる人も多いんだとか。
旅行で鹿児島を訪れる方は、観光ルートに組み込んでみるのもおすすめですよ。
そうめん流しは子どもが大喜びする

大人になると忘れがちですが、そうめん流しの最大の魅力は「楽しいこと」です。
普通に食べれば数分で終わるそうめんも、
→ 流れてくるそうめんを追いかける
→ 取り損ねる
→ 家族で笑う
という体験が加わります。
子どもたちは夢中になります。
私も子どもの頃は、
「そうめんを食べる」
というより
「そうめんを捕まえる遊び」
の感覚でした(笑)
家庭用そうめん流し機を持つ家庭も多い

鹿児島では家庭用そうめん流し機を持っている家庭も珍しくありません。
夏になると押し入れから出してきて、家族みんなでそうめん流し。
こんな楽しみ方をしている鹿児島県民の方も多いのでは?。
うちもまだ子供が小さなうちは買いました、鹿児島のホームセンターニシムタで🤣🤣🤣
県外出身の人からすると、「そうめん流し機が家にあるの!?」と驚かれることもあります。
実際に県外へ進学や就職をして初めて、
そうめん流し機が全国標準ではないと知った人も少なくありませんそうめん流し機
実は楽しみはそうめんだけではない

そうめん流し施設の魅力は、そうめん以外のメニューも充実していることです。
例えば、
・ 鱒の塩焼き
・ 鯉料理
・ おにぎり
・ 巻きずし
・ 地鶏料理
・ 郷土料理
など。
施設によって特色があります。
私も毎回何かしらサイドメニューを注文します。
特に塩焼きは自然の中で食べると格別です。
そうめんだけではなく、食事やレジャー全体を楽しむ場所と言えるでしょう。
でも鮎とか鱒とか鯉とかの魚料理ばかりではなく、唐揚げやハンバーグ、ウインナーやポテトなど子供が喜んで食べてくれるようなサイドメニューがあってくれるとなおいいのにな~とは正直思います😀
今でも夏になるとそうめん流しへ行きたくなる

私は大人になった今でも、夏になると無性にそうめん流しへ行きたくなります。
→テレビで唐船峡の映像を見る。
→SNSでそうめん流しへ行った写真を見かける。
→スーパーにそうめんが山積みになっている。
そんな光景を見るたびに、
「ああ、今年もそうめん流しの季節が来たな」
と思うのです。
これも鹿児島県民あるあるではないでしょうか。
県外の人にとっては、
「そうめんなんて家で食べればいいじゃない」
と思うかもしれません。
でも鹿児島県民にとってのそうめん流しは、単にそうめんを食べるだけの場所ではありません。
・家族で出かけた思い出。
・祖父母や親戚と過ごした夏休み。
・涼しい水辺の空気。
・くるくる回るそうめんを夢中で追いかけた子どもの頃の記憶。
そういった思い出とセットになっている人も多いと思います。
私自身も子どもの頃は家族に連れられて何度もそうめん流しへ行きました。
流れてくるそうめんを上手につかもうと必死になったり、気付けばお腹いっぱいになるまで食べたり。
そうめんそのもののおいしさはもちろんですが、その場の雰囲気も含めて楽しかった記憶があります。
大人になった今では子どもの頃ほど頻繁に行くわけではありません。
実際、何年も行っていないという人もいるでしょう。
それでも夏になると、
「そういえば最近唐船峡行ってないね」
「久しぶりにそうめん流し食べたいね」
なんて話になることがあります。
・冷たい湧き水の音。
・木々の緑。
・川辺を吹き抜ける涼しい風。
・そしてテーブルの上を回るそうめん。
その風景を思い出すだけで、どこか懐かしい気持ちになるんですよね。
鹿児島県民にとって、そうめん流しは夏の思い出の一つ。
毎年必ず行くわけではなくても、夏になるとふと思い出し、
「今年は久しぶりに行ってみようかな」
と思わせてくれる存在なのです。
まとめ
鹿児島のそうめん文化は全国的に見てもかなり特徴的です。
といっても鹿児島県人には当たり前過ぎて特殊だってことにすら気がついていない人も多いかも?
・鹿児島のそうめん流しは回転式
・発祥として有名なのが唐船峡
・家庭用そうめん流し機を持つ家庭も多い
・そうめん流しは夏のレジャー文化として根付いている
・子どもから大人まで楽しめる
鹿児島県民にとってそうめん流しは単なる食事ではありません。
夏の思い出であり、家族のイベントであり、季節を感じる風物詩です。
もし鹿児島へ来る機会があれば、ぜひ一度そうめん流しを体験してみてください。
きっと県外では味わえない、鹿児島ならではの夏を感じられるはずですよ。

