鹿児島の郷土菓子といえば、まず名前が挙がるのがかるかん。
でも地元民なら「ふくれ菓子」をあげたい!
黒糖のやさしい甘み、ふんわりと蒸しあがった独特の食感、そしてどこか懐かしい香り──。
お祝いごとやおやつ、学校の行事や帰省の手土産として、鹿児島の人たちにとってはまさに“暮らしに寄り添う味”です。
でも、最近ふくれ菓子を食べてないなぁ…なんて方や、「聞いたことあるけど実はちゃんと食べたことがない」っていう方も意外と多いかもしれません。
そんな方にこそ一度訪れてみてほしいのが、鹿児島市天文館エリアにある「まるはちふくれ菓子店」です。
このお店は、ふくれ菓子一筋で30年以上。
昔ながらの製法を守りつつも、現代の感覚に合う“食べやすさ”“手みやげとしての美しさ”にまでこだわった、まさにふくれ菓子の専門店。
しかも地下には「喫茶まるん」というカフェも併設されていて、ふくれ菓子を使ったパフェや季節のスイーツまで楽しめるんです。
鹿児島に住んでいても、意外と知らなかった…という声も多かったり。
だからこそ、「鹿児島でふくれ菓子を買うならココ!」と胸を張っておすすめしたい名店なんです。
この記事では、そんな「まるはちふくれ菓子店」の魅力をたっぷりとご紹介していきます。
ふくれ菓子ってこんなに美味しかったんだ…ときっと思ってもらえるはず。ぜひ、最後まで読んでいってくださいね。
🍡まるはちふくれ菓子店の基本情報と歴史

※写真はイメージです※
「まるはちふくれ菓子店」は、鹿児島市金生町の天文館エリアにあり、いづろ通駅から徒歩約2分とアクセス抜群の場所にあります。
土蔵風の建物におおきな暖簾が目印で、1階がふくれ菓子の専門店、地下にはカフェ「喫茶まるん」も併設されています。
そんなまるはちふくれ菓子店は私もよく行きます、自分ちで食べるようだったり手土産用にだったり。
まるはちふくれ菓子店をこよなく愛す私ですが、まるはちは鹿児島のお店だと思っていました。
なのに実は宮崎県都城市でふくれ菓子だけを作っているお店だと知って今、びっくりしています😁
こんなにおいしいふくれ菓子が鹿児島のお店じゃなかったことに小さなジェラシーにも似た感情を持ってしまった位、おいしいふくれ菓子のお店・まるはちふくれ菓子店は、1990年の創業で、その始まりはふくれ菓子をつくるのがとても上手だったおばあちゃん。
友人宅への手土産に提げて行くのがおはこだったおばあちゃんのおいしいふくれ菓子を多くの人に知って食べてもらいたいから、いうことで始まったんだそう。
しかもかわいい響きの「まるはち」という名前も、実はおばあちゃんが大好きだった旦那様「米丸祐八」さんの名前から取ったものだっただなんて(*´艸`*)
30年以上地元に愛され、気軽なおやつから贈り物用まで幅広く展開しており、昔ながらの製法で手作りされている、まるはちふくれ菓子店のふくれ菓子。
ふくれ菓子そのものは、九州南部〜沖縄に伝わる蒸し菓子で、黒糖や砂糖、小麦粉、重曹を使った素朴なケーキ風の伝統菓子です。
鹿児島では「ソーダ菓子」とも呼ばれ、重曹の力で膨らむ特徴があります 。
🏆まるはちのふくれ菓子—5つの定番フレーバー
まるはちでは以下の5~7種類の定番フレーバーが揃っています。
季節によって、または通販でだけ食べられるフレーバーとかもあってなかなか奥深いですね。
👉 プレーン:看板商品の優しい甘さとふわもち食感
👉 黒砂糖:濃厚な甘みと滑らかな舌触りで人気
👉 ここあ(ココア):洋風テイストで幅広い年代に好まれる
👉 けせん(シナモン):香りが引き立つ、さっぱり後味
👉 落花生:香ばしさと甘さが絶妙な逸品
👉 抹茶:宇治抹茶使用で上品な風味
まるはちふくれ菓子店のふくれ菓子はバターを使わず、昔ながらのシンプルな原料と製法にこだわって作られています。
手作りで添加物を使わず、防腐剤や着色料もなし。安心して味わえる逸品です。
まるはちふくれ菓子店のふくれ菓子を食べてみたよ!実食レビュー

まるはちふくれ菓子店のふくれ菓子はふくれ菓子と言っても、昔よくおばあちゃんが作ってくれて食べていたふくれ菓子とは違い、まるでケーキのスポンジのようなふわふわした口当たりで、初めて食べた時は衝撃的でした。
まるでケーキのスポンジのようだと言っても味は洋風のケーキとは全く違い、膨らし粉である天然の重曹の風味と砂糖の甘さが独特の味を作っていて、小さい頃はその独特さが苦手だったなぁと今懐かしく思い出しました。
まるはちふくれ菓子店のふくれ菓子はふくれ菓子独特の風味を残しつつ、黒糖やココアなどのほんのりした甘さやコクがとてもおいしい。
多分、そんな独特の匂いや味が苦手な子どもでもケーキみたいに食べられるんじゃないかな?って思います。
とにかくふわふわモチモチな食感が最高!
プレーンもそのままでとてもおいしいのですが、やはり黒糖やココアが人気でした。
金生町のお店にいかなくても山形屋ストアの城西店でも見かけたので、近くの方はぜひ行ってみてくださいね。
お店と変わらずふわふわでおいしかったです。
🍽まるはちふくれ菓子店のふくれ菓子 おすすめの食べ方&保存方法
まるはちふくれ菓子店のふくれ菓子は購入後はなるべく早めに食べるのがいちばんですが、時間が経ってしまっても大丈夫!
再加熱でおいしさが復活します 。
1.電子レンジ(500Wで15~20秒)
2.蒸し器(2~4分)
3.トースター(3~5分、表面カリッと)+バターや黒蜜トッピング
再加熱すれば「ふっくら」「しっとり」「香ばしい」…見事に呼び戻せますよ😊
お手軽な裏ワザとして覚えておくと、日常使いやおもてなしにも活用できますね。
☕地下カフェ「喫茶まるん」で大人の楽しみも
地下の「喫茶まるん」では、ふくれ菓子を使ったスイーツだけではなく、チーズケーキやガトーショコラ、今の時期はかき氷も。
またパスタやカフェメニューも楽しめます。
ふくれ菓子を使ったスイーツだけだと思っていたのでメニューにびっくりしました。
注目は、ふくれ菓子を使った和パフェ「まるパフェ」。
珈琲に浸したふくれ菓子に旬のフルーツや抹茶アイス、自家製あんこが添えられ、絶妙なハーモニーです 。
店内は明るく落ち着いた雰囲気で、ふくれ菓子専門店とは違った楽しみ方ができます。
🎁まるはちふくれ菓子店のふくれ菓子はギフト・お土産としても大活躍

※写真はイメージです※
まるはちふくれ菓子店のふくれ菓子は、店舗でふわふわのふくれ菓子を買うこともできますし、通信販売で購入もできます。
価格は小サイズ6個入り約1,900円・大サイズ2個入り約1,400円で、贈答やおみやげにもぴったり。
見た目は手作りの素朴さがあって、ギフトにも喜ばれます。
味見用にもいくつか買って、好みの味を見つけるのも楽しいですよね。
✅まとめ:地元に根づく優しい味、まるはちの幸せ時間
「まるはちふくれ菓子店」は、昔ながらの製法と優しい味を守り続けるふくれ菓子の名店。
ふくれ菓子は、子どもから大人までみんなが笑顔になる郷土の味です。
手土産やカフェタイム、自分へのごほうびにぴったり。
気になる方はぜひ一度立ち寄ってみてくださいね。
蒸しあがる蒸気と甘い香りの中で出会う「ふっくら、もちもち」の幸せ。きっとその温もりが、あなたの記憶にもふくらむはずです😊
店舗情報
- 所在地
- 〒892-0828
鹿児島県鹿児島市金生町7−21 MFビル - 電話番号
- 099-227-5112
- 営業時間
曜日 営業時間 金曜日 10時00分~18時30分 土曜日 10時00分~18時30分 日曜日 10時00分~18時30分 月曜日
(海の日(振替休日))10時00分~18時30分 ※時間変更の可能性あり 火曜日 10時00分~18時30分 水曜日 10時00分~18時30分 木曜日 10時00分~18時30分