犬がミミズに体をこすりつける理由と対処法ガイド|本能と安心ケアをやさしく解説

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お散歩の途中、犬が地面に転がったり、ミミズに体をこすりつけようとした経験はありませんか?

私のチワワも草むらでゴロンとしたかと思うと、まるで香水でもつけるようにでっかいミミズに背中をスリスリ……。

正直「やめてー!」と叫びたくなりました orz

でも実は、これには犬なりの“ちゃんとした理由”があるんです。

この記事では、犬がミミズなどに体をこすりつける行動の背景を、専門家の見解をもとにやさしく解説します。

また、衛生面や健康への影響を考慮した安全な対処法もご紹介します。

不安を感じる飼い主さんが、安心して見守れるヒントになりますように。

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犬がミミズに体をこすりつける理由|本能と習性のサイン

散歩中にミミズや土の上で犬が転がるのは、「匂いをつけたい」「匂いを消したい」という本能が関係しています。

犬はもともと狩猟動物の名残を持ち、野生時代は“自分の匂いを隠す”ために他の匂いをまとっていました。

これは、獲物に気づかれにくくするためのカモフラージュ行動。

たとえば、ミミズや土のような「自然のにおい」を体に擦りつけることで、自分の体臭を消そうとするわけです。

また、犬は新しい匂いを発見するとテンションが上がる習性もあります。

ミミズは分解中の有機物を含むため、犬にとっては強く独特な香り。

人間が「うっ」となるような匂いでも、犬にとっては“興味深い刺激”なのです。

さらに、飼い主の反応が楽しくてやるケースも。

「やめて〜!」と慌てる声を「遊び」と勘違いしてしまう犬も多いそうです。

つまり、叱る前に「なぜやるのか?」を理解してあげることが大切なんですね。

ミミズや土にこすりつけるのは危険?衛生・健康面からの注意点

本能的な行動とはいえ、ミミズや地面には寄生虫や細菌が潜んでいる可能性も?!

特に雨上がりや湿った草むらには、犬の皮膚に刺激を与える細菌や農薬の成分が残っていることもあります。

もし愛犬が頻繁にこすりつけるようなら、以下のようなリスクを考慮しておきましょう。

👉️ 皮膚トラブル
赤みやかゆみ、湿疹などの原因になることがあります。

👉️ 寄生虫感染
ミミズを介して犬回虫などの感染が報告されたケースも(まれですが注意)。

👉️ 悪臭の付着
乾いた後もニオイが残り、家に持ち帰ると洗っても落ちにくいことも。

見つけたらすぐにやめさせ、できればウエットティッシュや濡れタオルで軽く拭き取ることをおすすめします。

また、散歩の後はシャンプータオルで全身を拭いておくと安心。

「自然な行動だから仕方ない」と放置せず、清潔を保ってあげましょう。


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犬がミミズに体をこすりつけたときの上手な対処法


写真はイメージです。

私自身も、チワワが草むらで何かを見つけては転がろうとするたびに焦っていました。

そのたびに「ダメ!」と引っ張って止めていましたが、後から調べてみると、叱るよりも冷静な誘導のほうが効果的だとわかりました。

犬は「こすりつけようとする=楽しい行動」なので、強く叱ると逆にストレスになります。

そこで試してほしいのが、次のようなステップです。

1. こすりつけようとしたら、リードを軽く引いて方向転換
 →「違うよ」と伝えるだけでOK。声を荒げる必要はありません。
 
2. 別の行動に誘導する
 → おやつを見せる、歩くスピードを変えるなど、気をそらしましょう。
 
3. 散歩ルートを変える
 → ミミズが多い草地や湿った場所を避けることで、再発を防ぎやすくなります。

また、週に1回程度の*シャンプーやブラッシングでニオイを整えることも、こすりつけ行動の減少につながるんだそうです。

犬が“気になる匂い”を感じにくくなるからです。

どうしてもやめない場合は、動物行動学の観点からアドバイスをもらえる獣医師やドッグトレーナーに相談してみましょう。

専門家のアドバイスで、安心して楽しくお散歩ができるようになるでしょう。

まとめ

犬がミミズや地面に体をこすりつけるのは、私たちが思うほど不思議なことではなく、本能的な行動です。

「臭い」「やめて」と思う前に、まずはその理由を理解してあげることが第一歩。

ただし、衛生面ではリスクもあるため、軽く拭く・ルートを変えるなどのやさしい対処を心がけましょう。

行動の背景を知れば、叱らずに「うちの子らしいな」と笑って見守る余裕も生まれます。

大切なのは、愛犬と飼い主が一緒に安心してお散歩を楽しむこと。

今日から少し視点を変えて、愛犬の“自然な行動”を受け止めてみませんか?

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